鬱で新卒を5か月でやめたフリーターの今

はじめまして、もやしです。

いまはブログ書いたりプログラミングを勉強したり、アルバイトをしたりと

せわしなくしているフリーターです。

初めてなので、どんな経緯でフリーターになったのかを書いていきます。

 【大学時代】

大学時代はいわゆる普通の大学生を送っていました。

競技ダンスをしたり、アウトドアサークルに入ったり、飲みに行ったり、

なんともない大学生です。（これがいけなかったのはいまになってわかりますが）

大学3年時にはフランス学専修に入っていたので、フランス留学をしていました。

パリで1年過ごした後、みんなとは一年遅れて、就活を始めました。

正直就活って、当時は大学生の値踏みだと感じていたし、スーツを着て、何のために働くのかわからないと感じがら就活をしていました。

そんな中5月には割と大きな人材会社の内定をいただいたので、そこで働かせていただくことになりました。

 【インターン】

内定をいただいた企業の人事の方からインターンとして働いてみないかと言われたので、中途採用の求人広告を売る営業をしていました。おそらく皆さんがよく聞く、

ま〇なびやD〇ｄaなどを販売していました。

テレアポで新規営業、自分の足で企業に出向き受注までを行っていました。

少ない額でしたが、なんとかインターンメンバーの中では最も大きな額を売り上げることができました。

この経験から自分はもしかして仕事できるのかなあってぼんやりと考えていましたが、

それでもそこで働くことが嫌で泣きながら出勤していたのを覚えています。

【新卒・1社目】

実は私は1社目を8月にやめています。つまり新卒として入社してから、5か月でやめています。

理由は

・長時間労働すぎて全くプライベートな時間が持てない。

・正直将来が見えない。

・面白くない。

この３つが大きな理由でした。

仕事ができなかったから楽しくなかったんじゃない？と何度か言われたことがありますが、配属された部署で一番初めに売り上げ、一番大きな額を扱ったのも私でした。

その状態でやめました。

会社自体は競争意識をすごい意識してマネジメントしてきていたのですが、正直人との競争なんて興味なかったわたしにとってはめちゃくちゃ苦痛でした。

大好きな彼女とも友達とも会えない。

飲み会中に仕事がきて頼んだビールに1杯も手を付けない。

いろんな勉強がしたいのにそんな時間はみじんもない。

できない人がゴリ詰めされている様子や家で仕事をしてはいけないと

管理から口酸っぱく言われているにも関わらず仕事を振ってくる上司。

勤務時間は21時間みたいな日もある。

親に相談すると「甘えるな」

「おまえ今日働かなくていいよ」って上司から言われている同僚を見ていると

なんで俺はこんなしょうもないところで働いているんだろうと感じました。

それが続いた結果、ある日、電車で倒れてしまったのと、次の日にはスーツを着た瞬間吐いてしまいました。

そこで1か月の休職を経て退職しました。

【退職から2社目まで】

8月にやめてから11月まで正直記憶がありません。

ぼんやり覚えているのは、真っ暗な部屋の中、動画をみていたこと。

弟が心配して温かいお弁当を買ってきてくれたこと。

彼女が温かい言葉をかけてくれたこと。

お医者さんが好きなことをしなさいといってくれたので1度だけ麻雀を打ったこと。

これくらいです。

これをかきながらなぜか涙が出るくらいです。

ぼんやりとしていますが、自殺を図ろうとしたのもこの時でした。

京王線のどこかの駅で、前に進もうとしたときにおじいさんが止めてくれたのをいまでも覚えています。

【2社目】

不安で不安でたまらなくなりながらも、いきなり正社員は無理だと思って

派遣社員で働き始めました。

ありがたいことに、上場企業で一般事務でありながら営業事務のようなことまでさせて頂きました。

売上や受注の数値の管理。英文メールの作成。

マクロを使った業務効率化、それをする中で空いた時間でプログラミングの勉強や

会計知識の勉強を少しさせて頂いました。

「めちゃくちゃがんばって会社に貢献してやる」

そう思ったさなか、コロナが流行り突然の電話

「契約期間が来月で終了となります。申し訳ありません」

なんでなんだろう…何か悪いことしたのかな

気になって、何か悪いところがありましたかと派遣会社や上司にきいても

「本当に申し訳ない、コロナの影響でどうしても雇い続けることができない」

と言われました。

絶対に自分に非があるのに理由も教えてくれないのか…って

よく心に穴がぽっかりと空くっていうじゃないですか。

本当に空くんだなって、しかもその穴に吸い込まれそうになるくらいになるんだなって思いました。

【現在に至るまで】

元々完治していないところもあったため、また鬱状態に入り、仕事を探す気にもなれずにいました。尽きていく、預貯金。でも人間ここまで落ちると、お金のことなんて考えなくなるんですよ。本当にその日を生きるのに必死。

ゲームをしていたら、彼女にじゃあゲーム配信してみたら？って言われたので

配信を始めました。

それでも追い詰められるときもあります。

追い詰められていた時に、たまたま大学時代に働いていたバイト先の店長から

「荒野行動しようぜ！！」って（笑）

この人何言ってんだって思いながら、電話しました。

電話してみると号泣しちゃって、もうどうしたらいいかわかんないですって。

すると「じゃあもどってきたら？」

そこの感情は正確には覚えていませんが、めちゃくちゃありがたかったことは

覚えています。そこでいまは住居を移し働いています。

死にかけの自分を救ってくれたのは、

弟

彼女

親しい友達

元バイト先店長

配信リスナーさん

この人たちへの感謝は一生忘れないです。

おわおわり。